京都醸造:黒潮の如く

一口飲んで・・・・
「あっ!京都だ!!」
そんな印象でした。
京都醸造さんの軸になる「ベルジャン」を感じます。
そしてローストされたモルトが綺麗にまとまっている。
京都醸造らしいスタウト
そう言い切れるような仕上がりです。
このビールが発売されるのが個人的には非常に楽しみでした。
それは、定番シリーズの中にスタウト、ポーターが無かったんですね。
定番ビールを大切にしている京都醸造さん
その京都醸造さんの定番の中に早く入らないかなぁ~と
僕はいつも届くメールを見ていたんです。
京都醸造さんのビールのコンセプト、カテゴリーはハッキリ分かりやすい。
「仲間」や「気まぐれ」、日本らしい「春夏秋冬」
そんなカテゴリーで分けられているんですが
個人的に一番最初にリリースされた「一期一会」
「いいじゃん!」
そんな風に思って色んなところで飲みましたが
今でも「いいじゃん!」って思ってます。
限定ばかりに気を取られず、定番ビールを増やすという選択は
日本のこれからのクラフトビール界にとっても
本当に嬉しいことだと考えています。
京都醸造:黒潮の如く
4.8% IBU:30
スタウト
このビールの名前についてなんですが
ここは京都醸造さんのHPに記載されている紹介分を引用させていただきます。
ネーミングについて: 世界最強の海流「黒潮」
黒潮は、日本の太平洋岸に沿って南から北に流れている
世界でもっとも強い海流のひとつで、別名を日本海流とも呼ばれています。
日本の太平洋岸を流れるこの海流は、やがて北太平洋へとつながっていき、
そしてまた黒潮として戻ってくる流れを形作っています。
ネーミングは単に色を想起させるだけではなく、
この海流の流れそのものがちょうど今のクラフトビールの世界的な潮流を
思い起こさせるものに通じるところがあることから、『黒潮の如く』としました。
先にも触れましたが、名前の付け方が本当にユニークです!!
でも、的を得ているという印象です。
京都らしいスタウトをどうぞ。