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2015-12-02

カンティヨン グーズ:Cantillon Gueuze


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小便小僧のラベルがユニークなベルジャンビールの紹介です。

カンティヨン :グーズ

Cantillon : Gueuze

スタイル:グーズ

5%

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このビールを造っているのがカンティヨン醸造所
1900年に創業した家族経営のブルワリーで、
ブリュッセル市内で唯一の伝統的な手法で製造しています。
製法だけではなく、原料にもこだわりが感じられます。

それは、


原料は無農薬のものを使用しているという事です

ケシの花は農薬を使っている土壌では生育が難しいことから、

無農薬のシンボルとしてラベルに描かれています。

 

 

グーズとは

2〜3年寝かせて完熟したランビックに、熟成期間1年以内の若いランビックをブレンドし、その状態で1年程度熟成させたものです
つまり、
熟成期間の異なるランビックをブレンドし、再び熟成させたもの

さて、ここで登場するランビックとは一体どんなものなのでしょうか?

 

ランビックとは

16世ごろから醸造されているビールのスタイルで
ブリュッセルの南西部パヨッテンラント地域でのみ生産される小麦を使ったビール
です。
なぜ、この地域のみなのかというと
この地域にしか生息していない野生酵母によって醸造されているからです。

一般的なビールは工業的に培養された酵母を用いて発酵させるのに対し、

ランビックは人の手を加えず、木樽のなかで野生酵母による自然の発酵を行います。

この野生酵母によってもたらされるのが乳酸とフェノールです。
乳酸は酸味を、フェノールは革のような香りをビールに与えます

 

また、ホップの使い方も特徴的です。
1〜3年の間寝かせたホップを通常のビールに使う量の3〜6倍を投入します。
これは味わいを決めるためではなく、ホップによる殺菌効果を利用するためです。

 

カンティヨンのグーズは
年代の異なる3種類のランビックをブレンドし、2次発酵をさせて2年以上樽で熟成させています。

これぞ、ベルギーが誇るランビックの完成型!

最初は酸味の強さにインパクトがありますが、飲みすすめていくと

酸味の効いた味わいのなかにモルトの甘みが感じられます。

 

ベルギーの南部はフランスと国境が接していることもあり、
食文化もフランスの影響を強く受けています

フランスを代表するお酒といえばワイン。
しかし、ベルギーの気候風土ではブドウを育てるのは難しい。
そこでワインのような酸味の効いたビールが受け入れられてきたようです。

 

酸味の効いたビールというのは馴染みのない方も多いとは思いますが、
ハマると病み付きになりますよ。是非トライしてみてはいかがでしょうか?


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