2015-09-09
うしとらブルワリー: 雨読みセゾン

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うしとらブルワリーからスタウトに続きセゾンが登場。
うしとらブルワリー(栃木)
雨読みセゾン
4.1% IBU:15
セゾン
最近、セゾンというビールのスタイルをよく耳にします。
しかし、セゾンというスタイルはとても幅が広く、
造り手によってかなり味わいが変わってきます。
では、今回のセゾンはどのような味わいなのか?
造り手の植竹さんのコメントを参照してみましょう。
ピーチやマンゴー、少しのシナモンや胡椒を連想させるフルーティでスパイシーなイースト由来のアロマを活かすために、ホップはあまり多く使わずバランスをとっています。
夏の暑い時期に喉を潤すという本来のセゾンの飲まれ方を踏襲し、あまり奇をてらわずにシンプルでドリンカブルに仕上げました。
夏の暑い時期に喉を潤すという本来のセゾンの飲まれ方
セゾンというビールのスタイルはワロン地方(ベルギー南部、フランス語圏)で誕生したと言われています。
現代のように冷蔵設備や上下水道が整備されていなかった時代、
夏場は生水には病原菌が含まれている可能性があり、飲むことができませんでした。
農民は夏場の喉の渇きを潤すためにアルコール度数の低いビールを水の代わりに飲んでいたそうです。
冬場の農閑期に腐敗防止のためにハーブやスパイスを入れてビールを仕込み、貯蔵し、夏場に飲む。
まさに季節 (フランス語:saisonセゾン)を感じるビール。
というわけで
本来、セゾンとは水のようにゴクゴク飲める爽快感のあるビール。
お食事にも合わせやすいビールなのです。
晴れた日は畑を耕しながら飲み、雨の日は読書の休憩に飲む。
雨が続きますが、読書に疲れたら雨読みセゾンで喉を潤してみてはいかがでしょうか。
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