うしとらブルワリー: 苦そうで、苦くない ちょっと苦い うしとらのスタウト

うしとらブルワリーからスタウトの登場です。
うしとらブルワリー(栃木)
苦そうで、苦くない ちょっと苦い うしとらのスタウト
5.2% IBU:29
アメリカンスタウト
うしとらブルワリーは元々、「しもつけ麦酒」という地ビールを製造していた
「しもつけ麦酒醸造所」の跡地を利用して醸造しています。
「しもつけ(下野)」とは「栃木県」を指します。
ちなみに「こうずけ(上野)」とは「群馬県」です。
この地図は北関東です、ハイっ!関東地方です。
この下野や上野は、国(県)なのですが
元々、仁徳天皇の時代に「毛野国(けぬのくに)」が
「上毛野国」と「下毛野国」の二国に分割されました。
その後「那須国」が編入され「下野国(しもつけのくに)」が誕生したと言われます。
このイラストを見るとよく分かると思います。
もともとは1つの国だったんですね。
「けぬ」は、毛は二毛作の毛で「ケ(禾本科の穀物)」の
豊富な国とする説があります。
確かに栃木も群馬も農業は非常に盛んです。
なので当店の食材は栃木産のものばかりなんです。
栃木の食材に栃木のビール、相性抜群です。
スタウトだと食事に合わせにくいと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
確かにそういうスタウトもあります。
今回のスタウトが食事にあわせられるのは何故でしょうか?
そのポイントは造り手の植竹さんのコメントのなかにあります。
相変わらずの変な名前ですが、テイストは超正統派スタウトです。
ちょっぴりホップを強めに効かせ、アメリカンスタイルに仕上げてみました。
珈琲やビターチョコを思わせるロースト香、
ボディはミディアムでカラメル風味はやや強め。
フィニッシュはドライで、べたつく甘みはありませんので、
暑いこの季節でも美味しく召し上がれます。
煮込み料理やデザートとの相性は抜群です。
スタウトは意外にも幅広い料理とマッチングするスタイルです。
黒だから・・・と嫌厭せず、ぜひお試しください!
自信作なんです!!宜しくお願いします!!
そう!!ホップの使い方にあります。
ホップの量を少し増やす事によって、
スタウトの甘みに苦みが足されバランスのとれた味わいになるのです。
今夜もお食事とお酒のマッチングで素敵な時間をお過ごしください。