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2015-08-15

菊の里酒造 / 大那:純米吟醸 那須吟のさと 無加圧搾り 生酒


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結喜菜では日本酒も少しばかりですが提供をしています。
基本的に栃木県のお酒になります。

開店時は鳳凰金賞、鳳凰美田、若駒など
小山市にある蔵元さんのお酒を提供していました。

今回は小山市ではなく大田原市の蔵元さんです。

 

大那(だいな)

まずはその土地柄を紹介します。

 

北には那須岳、東には八溝山を望む那須野ヶ原の下侍塚古墳があります。
この古墳は下侍と書くだけあって近くには上侍塚古墳があります。

そして、この下侍塚古墳は江戸時代に行われた保全整備のおかげで
現在でもその原形をとどめ「日本で一番美しい古墳」とも言われています。

 

更に、那須国造碑(なすのくにのみやつこのひ)は600年代に建立された
日本三古碑の一つも存在します。
笠石神社に祀られている石碑なんですが、
碑文を刻まれた石碑の上に笠状の石が乗せられていることから
笠石(かさいし)」とも呼ばれているそうです。

 

那須国造碑1 那須国造碑2

 

西暦700年、当時の那須国を治めていた那須直韋提(なすのあたいいで)の没後
その子、意斯麻呂(おしまろ)等が韋提をおしんで建碑したものです。

そして、それから約1000年後になり、水戸黄門の名で知られる水戸藩主徳川光圀が
倒れて草に埋れているこの石碑に堂をつくり安置したそうです。

あの光圀公が安置したというのですから、何かを感じたんでしょうね。

碑文は、全文8行、19字詰め、152字で六朝風という書体で書かれています。
宮城県の多賀城碑や群馬県の多胡碑と並び、
日本三古碑の一つに数えられてて、昭和27年に国宝に指定されました。

 

などなど、歴史的遺産を持つ湯津上村は、
いにしえの時代より古墳の里として古くから栄えています。

 

そして時は流れ慶応2年(1866年)に創業された酒造業は、
「一流」「君の友」など、代々の銘柄を経て
昭和30年(1955年)に「菊の里酒造」に発展し
現代に至り多くの方々に知られるようになりました。

 

お酒の紹介の前に、もう1つだけ。

それは「大那という名前の由来」をご紹介したいんです。

那須高原の南端に位置する菊の里酒造ですが、
那珂川とその支流、箒川、蛇尾川の3つの川が村内に流れ込んでいます。
豊富な水量を誇り、おりあちこちで清水や涌き水が見られます。
そのおかげか、古来より農業や稲作が盛んに行われてきました。
この大いなる那須の大地が育んだ豊穣なバックグラウンドを大切にし、
それを日本酒という形で伝えられたらと思い「大那」と銘名

 

”栃木県那須郡湯津上村大字片府田302-2″

 

そして素晴らしいのが考え方です。

究極の食中酒を目指しています。

本来日本酒は、食事と一緒に楽しむべきであるお酒。
しっかりとしたお米の味をベースにやさしく包み込むような酸味と、
口に残らない切れ味が大切と考えます。
そして、蔵元として農業製品として「大那」を造り続ける事

表現し続ける事が大切だと考えてます。

 

何とも心強い蔵元さんです。

 

 

純米吟醸 那須吟のさと 無加圧搾り 生酒

 

大那1

 

醸造元 / 栃木県大田原市:菊の里酒造

原料米 吟のさと100%
精米歩合 55%
日本酒度 +1
酸度 1.7
アルコール分  16~17%未満

 

大那2 大那3

 

 

「無加圧しぼり」は自動圧搾機でモロミを搾る際に圧力を加えずに
そのまま出てきた綺麗な酒質の部分のみを瓶詰めしたお酒です。

原材料の酒米の「吟のさと」は、山田錦の酒米品質を保ちつつ
栽培特性の向上を目指し開発された新品種の酒米でになります。
九州福岡県産のため、生産農家から種籾を分けて頂き
首都圏内で初めて栃木県で栽培をした希少な酒米です。


一昨年度は「吟のさと」を使用した大吟醸で金賞を受賞しました。

本州で使用している蔵も数件しかなく希少性のある酒米です。
ほどほどにやわらかい米質としっかりとした味幅を形成する特徴をもっています。

まさに、食中酒に最高です!
 


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